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テンカラ釣りにハマッってしまった中年オヤジの釣行記です。 テンカラに手を染めて5シーズンとなりました。 シーズン中は、ヤマメとアマゴに現を抜かし、オフは、オイカワをターゲットに、年間を通してテンカラ(毛鉤釣り)を楽しんでいます。

2007年07月01日

やっぱりヤマメはいいなぁ~

ここ最近ヤマメの強い引きを味わってないなぁ~

ということで、今回は葛野川下流域でテンカラを振ってきました。

4時56分発の始発電車に乗っても竿振り開始は早くても7時からになって
しまいます。この時期になると、既に太陽が燦燦と輝いている時間です。
やはり、前日の最終電車で行って駅の待合室で仮眠・・・というように
しなければ良い釣りは出来ないのかもしれません。

既に鮎が解禁となっているので、鮎釣りの人たちが入っていることは
予め覚悟のうえでしたが、兎に角幅広ヤマメの強烈な引きを味わいたくて
この場所へ来てみました。

桂川との合流点から川原へ降りましたが、既に3人の鮎師が合流点で
竿をだしております。 「う~む・・・どうしようかなぁ~?」と再び電車に
乗って笹子でテンカラを振ってみようか・・・などと悩んでいると、3人とも
桂川の方へ足を向け出したので、急ぎ桂川を渡渉して、支流の葛野川へ
入ることができました。ちょっとラッキーでした。

ところが、上流を見ると既に鮎釣りの人が・・・
更に上流には2人見えます。その先にもまた2人竿をだしているのが見えました。
覚悟はしていたとはいえ、ここまで沢山とは想像もしていませんでした。

ともあれ、竿を出せるところでテンカラを振るしかないので打ち込みを
開始しました。 暫く打ち込みを繰り返しますが、バシャッという反応
が観られません。ひょっとしたら水面に出ていないだけかも・・・?
と思いながら毛鉤が流れる瀬尻を凝視してみると、薄緑色の影が毛鉤を
追って来てUターンするのが何度か見えました。やはりそうだったかぁ~
などど意味の無い納得をしましたが、私に出来る対応手段は毛鉤を小さな
サイズに替えることしかありません。小さな毛鉤のアイにハリスを中々
通すことが出来ずにもたもたしていると、今度は下流からも鮎師が迫って
きました。老眼がかなり進行しており、ド近眼との二重苦に喘いている
うちに前後を挟まれてしまいました。

私が攻めるべきスポットはもう数えるほどしか無くなってしまいました。
別の意味で、この日も厳しい釣りとなってしまいました。

しかし、このような状況下にあってもテンカラの神様は私を見捨てません
でした!
右岸辺地際にできた小さな流れ出しの瀬脇から最初の1尾が出ました。

やっぱりヤマメはいいなぁ~

ちょうど7寸程度でしょうか? とりあえず1尾Getでホッと一安心です。

いつもの私であれば、小規模なスポットの場合、1尾を釣ると直ぐに次の
スポットに照準を移してしまうのですが、この日は状況が状況なだけに、
念のためにもう一度流してみようと思ったのです。
これが大正解! 災い転じて福となりました。

流心近くに毛鉤が入り、直ぐに流れにもまれて直ぐに視認できなくなりましたが、
そのまま流すと手元に若干重みが乗ったような感覚があり、咄嗟にアワセを
いれると、良型の重みが竿に乗りました。

下流へ疾走するのを矯め続けると、上流へ上り返しグリグリと回転した後
再び下流へ走ります。 今期最高の引きです。
寄せては走られ、再び寄せてはまた走られ、散々楽しませてもらいました。

やっぱりヤマメはいいなぁ~

9寸に少し欠けるようですが、ズッシリ重い幅広のヤマメが出てくれました! 

やっぱりヤマメはいいなぁ~

とても嬉しい1尾でした。

本当は、もっともっとテンカラを振り続けたかったのですが、めぼしい所
には既に竿が入っており、先日師匠よりいただいた「会心の釣りとは・・」
を思い出し、未練たらたらながらも観念して川からあがることにしました。

川から上がる途中に鮎師の方お2人とお話をしましたが、お2方ともにこの
エリアで大ヤマメを掛けてしまい、囮をボロボロにされたりラインを切られた
経験があるそうです。前日の終電で来てみようかなぁ~と本気で考えてしまい
ました。

正味1時間チョイの釣りでしたが、望み通りに良型に遊んでもらうことができ
釣果的には満足でした。しかし、もう2~3時間は遊びたかったというのが
正直なところです。

それにしても、今年は雨が降りませんねぇ~ 
どの河川もかなりの減水状態で、ポイントが消失してしまっておりました。
また、苔が腐って滑って仕方がありません。何度もコケそうになりました。
そろそろ、ザッと降って腐った苔を洗い流してもらわないことには、ヤマメ
や鮎にも、そして我々釣人にとっても良くありませんね。

この日は、あがった時間が早すぎたので、鮎釣りを眺めながら漁協のオジサン
としばらくお話をしましたが、大ヤマメを掛けて囮ごと持っていかれてしまう
のを何度も観ていると云っていました。鮎を捕食しているような大物が毛鉤、
それもドライに喰いつくかどうかは疑問なところですが、挑戦してみる価値は
ありそうです。


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この記事へのコメント
こんばんは

鮎師の間ですから
広くてのびのび振れて
9寸弱が出てきてくれますか。

私も広いところをドライ流してみようかな?
Posted by van P at 2007年07月01日 23:08
こんにちは

毎回、電車で・・・ほんと感心です。
しかし、tobitaniさんに足が整ったら、
いったいどうなることやらと、興味がわきますが・・・(笑)
それにしても、いつもながら、幅広のヤマメ!お見事です。
Posted by hajihadu at 2007年07月02日 11:50
>van Pさん
バックスペースは気にしなくてもよかったのですが・・・
良さそうな場所が、前回良いのが出たポイントが渇水で消滅・・・
水深のある深瀬などは鮎師さんが陣取っており、ポイント探しが
大変でした。(汗)
下流域の魅力は出れば型が良いことですよね!この日は16番
の蟻サンに出ました。(笑)

>hajihuduさん
いえいえ、私も唯の大○鹿ですから!(爆)
足が整っても、釣場移動が楽になるだけで、恐らく大勢は変わらないかも(笑) 
これからの時期、日中の休憩場所探しが大変です。
車があればチョイと昼寝が出来るようになるのですが・・・(笑)
Posted by tobitani at 2007年07月02日 21:07
いやぁ~、ご熱心な精勤振り、脱帽です。
そして鮎師の縄張り内での珠玉の9寸恐れ入ります。
この調子ではてんから道を究められるのもそう遠いことでは
ないのでは!?
そのうち心眼でアイにもハリスが通るかも。(^o^)

渇水による水況の悪化、どの河川でも深刻ですね。
ここはカンフル剤として水害とならない程の降水を
祈るばかりです。

囮を襲うモンスター、毛鉤にも必ずや出るはずです。
わたしも囮ごともっていかれた経験がありますが、
テンカラでかけたらどんだけぇ~と思ったものです。
ぜひチャレンジしてみてください。
Posted by 香魚洞 at 2007年07月03日 01:26
>師匠
いつもコメントありがとうございます。
やはり、道はまだまだ遠きところにあるようです。
実は、またも得意のハリス抜けをやってしまいました~(爆)
毛鉤を結んだ時、変な風に結んでしまったのですが、
「まぁ、いいかぁ~」で振り込んだら、見事にやらかしてしまいました。
先ずは、このいいかげんな性格から叩き直さねばならないようです。

ところで、老眼とは結構辛いものなのですね~毛鉤を巻くのが億劫に
なってしまいした。心眼是非とも身につけたいものですねぇ~(笑)
また、師匠もやはり囮を持って行かれた経験があるのですね~
友釣りでは、モンスター君も招かれざる客になってしまいますね。
テンカラなら本当に「どんだけ~」嬉しいことか。(笑)
一雨きた後に、挑戦してみようと思います!
Posted by tobitani at 2007年07月03日 19:15
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