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テンカラ釣りにハマッってしまった中年オヤジの釣行記です。 テンカラに手を染めて5シーズンとなりました。 シーズン中は、ヤマメとアマゴに現を抜かし、オフは、オイカワをターゲットに、年間を通してテンカラ(毛鉤釣り)を楽しんでいます。

2007年09月23日

ついに尺がぁ~!

【9月22日(土)】
先週、大増水だった笹子川へ行ってきました。

水量は未だ多目ですが、水況は大分落ち着いてきているようです。
しかし、まだ砂が流れているのか?若干の白濁りが見られ、
木の葉などが沢山流れており、今日も苦戦を強いられそうです。

川の状況を見て、今日は3.5号レヴェルラインを4M、ハリスは最近定番となった
1.5&0.8号の段継3Mの全長7Mの長めの仕掛けで挑むことにしました。

ついに尺がぁ~!

台風とその後2日間の大雨によって、河床が流されてきた土砂や礫で
埋まって浅くなっており、渡渉は楽なのですが、浅い分流速が早くなって
しまい、一見適水勢とみえる流れも、毛鉤がサッと流されてしまいます。

今日の着場を探るべく、色々なスポットを叩きながら暫く釣り上がりますが、
殆ど反応が見られません。唯一、水深のある瀬脇で、見に来た魚がいましたが、
咥えるまでにはいたりませんでした。 

私の好きな落込の肩では、全く反応が見られません。
かなりヤバイ状況です!『ボ』の文字が、一瞬あたまの中を過ぎりました。

釣り始めて2時間、ここで出なければ今日はもう駄目!という流れを見つけました。
これまでの状況より、ドライでの勝負を諦め、若干沈んでも視認できるよう、
巻いてはみたが一度も使用したことのないtobitaniオリジナル『似非カディス』
をハリスにしっかりと結び、期待を込めて打ち込みました。

そして2投目、ウエット用10号に巻いた毛鉤が流れに揉まれ、水面下を流れて
いき殆ど視認できなくなり、毛鉤があるだろうと思われる辺りに眼を凝らすと・・・
銀白色の影が水中で翻りました。 

アワセが決まり、煽った竿には今期一番の重量が乗りました!
まるで根掛りしたような重量です!
終にこの時がきましたぁ~! 尺上は間違いありません!!(大喜び)

これは是が非でも捕る!決して逃がしてはならじ!と思い、いつでも下流へ付いて
下れるよう体制を整えますが・・・・・・・

『ん・・・・・?』  なんだか下流へ走ってくれません。
凄い引きであるのは確かなのですが、一向に下流へは突っ走りません・・・。
なんだか嫌な予感です・・・。

漸く水面近くに現れた魚体には紅色の帯が・・・・(失望)

ついに尺がぁ~!

尺は軽く超えていますが、ニジマスでした。 残念!

釣大会の時の残りだろうか? 嘴が尖り上顎が曲がりだした雄の虹鱒で、魚体は
とても綺麗でした。 しかし、念願の尺ヤマメではありません・・・。

しかしまあ、一応は『ボ』は免れることが出来たし、中々強いヒキを味わうことが
できましたので、若干感謝の念を込め、とっとと流れに帰っていただきました。

さてさて、次はヤマメです!
アイツが散々暴れた後なので、タバコを一服して場を休めます。
かなり広いスポットなので、もう1尾くらいは出てくれそうです。
期待を込めてもう一度!

またまた出ました!

先のニジ君ほどではありませんが、中々良いサイズが掛かりました。

しかし、同じところでバシャバシャ暴れているだけで、ちょっと変な引き方で、
こいつも下流へは走りません・・・・。

『ちっ、またニジかよ!』と呟きながら、強引に引き寄せてラインを掴むと・・・

なんと、魚体にはパーマークがくっきりと!!

急に慎重に手繰りだした自分に、思わず苦笑してしまいました。

ついに尺がぁ~!

幅広ではありませんでしたが、結構良いサイズのヤマメで泣き9寸位でした。(喜)

あまり走らず少し物足りないヒキで、ヤマメらしくありませんでしたが、
感謝の気持ちを込めてリリースしようと毛鉤を外そうとしますが、・・・・・・・。
何故かヤマメ君の嘴が閉じたまま開きません・・・?

なんと! 下顎に掛かった鉤先が上顎も縫い付けるように掛かってしまっていました。
これがヤマメらしくないヒキの原因でした。

少し心配しましたが、元気に流れへ戻っていきました。

よし、これからだぁ~! と思っていると、急に木の葉などのゴミが大量に流れだし、
濁りが入り始め、またも反応が無くなってしまいました。

今日は反応も悪いし、もうあがろうかな?という気持ちが湧いてきてしまいましたが、
未だ10時半。

せっかくボサが流されて遡行し易くなっているので、駅の近くまで様子を見てみようと
2Kmくらいを釣り上がりました。

途中、私の後方でショベルカーが川を横断していましたので、何か工事が始まって
いるようです。 突然の濁りとゴミ流入はこのせいでしょう。

せめてオフに入ってからにしてもらえませんかねー!

この日は本当に活性が低く、反応を殆ど見ることがありませんでした。
ダレ気味になりながらも、延々3時まで竿を振り続け、漸く5~6寸のチビ3尾が
掛かったのみでした。

途中30分程の休憩を除き、6時間以上竿を振り続けたので右肩が痛いです。
右手の平を見ると、高校卒業以来消えていた『マメ』ができていました。

ところで、この日の釣行で、改めて気が付いたことがありました。
釣れない時は、必然的に絶えず竿を振り続けることになるので、真に肉体的に疲れる
ものだということです。

この日も、帰りの電車中で爆睡となったことは云うまでもありません。
『居眠りしながら帰れる』 これが電車釣行唯一の利点なのです!



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この記事へのコメント
こんばんは

渋いながらも、9寸級出ましたね~(^^
大水が出て埋まると大川は厳しいですね。
河川法かなんかで掘って砂を取ることが出来ないんですって

虹鱒の大きいのが出たときは複雑な気持ちになりますね。
よく引くし、マスだけれども、ここで育ったのかしら?なんて・・・
ウ様のスレががりでヤマメと勘違いならはっきりガッカリ出来ますよ(笑)

帰りに居眠りしても連れて帰ってくれる車を開発してくださいませm(_ _)m
Posted by van P at 2007年09月23日 19:00
こんばんは
ご無沙汰しております。

泣き尺やまめ、お見事です。
こちらはあの田子倉湖にワカサギを釣りに行ってバスとブルーギを釣ってきました(涙)
Posted by 老眼親父 at 2007年09月23日 21:20
今晩は
いいですね 虹に ヤマメ・・私は川では(自然の)釣った事無いんです
先週に続居ての釣行羨ましいです、
では 又。
Posted by type r tata at 2007年09月23日 23:00
こんばんは

お疲れ様でした。
増水もどうやらひと段落といったところですね。
ついに尺がでたかぁ~!と期待しましたが
でもやっぱり尺上でしたね。おめでとうございます。(笑)
それにしても、毎回の移動はほんと感心です。
本日は、tobitaniがリュックを背負って歩く姿が
よく見えるような感じです。(大笑)
Posted by hajihadu at 2007年09月24日 00:35
>van Pさん
「欲しがりません尺までは」の精神で釣ってたら、9寸にもちょっと足りませんでした~。(笑)
河川法ですか・・・厄介ですね~。良い感じだった堰堤下が、足首程度の深さに変身してました。
虹鱒は嫌いなわけではないですが、本当に微妙~ですね。
スレ掛かりのウ、確かに迷う事無くガッカリできますね!(爆)
そんな車欲しいですね~。あっ、その前に免許がぁ~(大笑)
Posted by tobitani at 2007年09月24日 17:32
>老眼親父さん
こちらこそご無沙汰です!
裏磐梯の湖沼群に続き、かの田子倉にもバス&ギルですかぁ~?
本当に嘆かわしく、且つ深刻な問題ですね。
あれだけ広いダム湖ですから、駆除は困難でしょうねぇ~(悲)
田子倉がいつまでも大イワナとサクラマスの聖地であって欲しいものですね。
Posted by tobitani at 2007年09月24日 18:00
>type r tataさん
こんばんは。
コメントありがとうございます。
渓流にも是非お出かけ下さい!楽しいですよ~(笑)
ところで、我々の前日に鹿留に行かれてたんですねぇ~
今度の奈良子ミーテングでお会いできるのを楽しみにしております!
Posted by tobitani at 2007年09月24日 18:11
>hajihaduさん
一応は尺上・・・・ですね。(泣笑)
虹色の帯が眼に入った時には、気持ちのテンションが緩みましたよ~。ラインのテンションだけはしっかりとキープでしたが。(笑)
ヘロヘロの姿が浮かんできたのでは?
右肩は竿の振りすぎで痛いし、FFと違いテンカラは左腕は遊んでるので、
左肩にリュックの重みが集中して、凝り固まってます。
※hajihaduさんも、おちびちゃん抱っこでの調査、お疲れ様でした!(笑)
Posted by tobitani at 2007年09月24日 18:28
ついにやったかぁ!タイトルの文字を目にして人事ながら心でガッツポーズ、同じ尺上を目指す釣り師としてのライバル心もむらむら、心逸る思いで拝読しました。
で、執念が引き出した2匹、この場合なんと言葉をおかけしたよいものやら。「おめでとうございます」それとも「ご愁傷様」?
昔松本ちえ子というアイドル歌手の「恋人試験」という歌に「0点だったら許さない、100点とる人大嫌い、知っているのにワザとまちがえる 65点のひとが好き」っていうのがありました。
ニジ君のあとに尺山女魚、100点をとってしまってはあまりにもできすぎ、ボーズの0点では6時間でできたマメが悲惨です。ワザと間違えたのではないでしょうが泣き9寸の65点、いろいろの意味を含めまして、見事テンカラ試験には合格の結果といえるのではないでしょうか。お預けになった尺上、またの試験でご登場願いましょう。
Posted by 香魚洞 at 2007年09月25日 18:43
>師匠
今回はニジマスということで「落ち」がつきました。(笑)
期待をもたせるようなタイトルで申し訳ございません。(汗)

ニジ君ですが、かなり楽しませてはくれましたが、やはり
レッドバンドが目に入った瞬間は、心底「ガックリ」きましたので、
やはり「ご愁傷様」の方が適切のようです。(笑)
サイズを測っておこうという気持ちすら興りませんでした。

泣き9寸ヤマメの65点、言い得て妙ですね!本当におっしゃるとおりです。
私の中でも、ニジ君と併せて、まあまあの釣りでした。
しかし、懐かしいアイドルの名前ですね!久しぶりに名前を聞いて
バスボンのCMを思い出してしまいました。(笑)
今週末の期末試験に向けてラストスパートをかけます!(爆)
Posted by tobitani at 2007年09月25日 19:58
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