2006年10月01日
テンカラ毛鉤に珍客が!
9月30日
今日は今シーズン最終日だ。
4時56分の始発電車に乗り7時より竿を振り始める。
釣り始めて間も無く、3度だけヤマメが毛鉤に反応したが鉤を咥えていない。
釣れてくるのは、これまではヤマメに先を越されて毛鉤を咥えられなかったウグイとアブラッパヤのみ。ヤマメの反応の渋さに不安が募る。
そのうちに陽が照りはじめ、反応が全く無くなってしまった。
毛鉤を色々と替えてみても逆引きや一点留でも全く歯が立たない。
あれほど沢山居た12~16cmのチビヤマメたちは一体どこへ姿を隠してしまったのだろう?コロガシ師が「今年はヤマメが多いなぁ~」と言っていたので、チビ達まで根こそぎ持って行ってしまったのだろうか・・・?
来シーズンには大きく成長し、我々釣師を楽しませてくれるものと期待していたのだが・・・。
日差しが強くなってきた。時間はまだ11時だが、まったくのお手上げ状態である。
上流にある橋下で休憩することにして川から上がった。
最終日にボウズを喰らうわけにはいかない。「憂愁のボ」では洒落にならない。
仕方なく「遠野物語」をリュックから引っ張り出し、夕方のライズを待つことにした。
こんなとき車があれば一眠りできるのだが・・・。「車が欲しい~!否、その前に免許が欲しい~」。
何とか時間を潰して4時になった。沿道からポイントを眺めるが、未だライズは無い。
更に待つこと1時間、漸くポツリポツリとライズが始まった。
愈々勝負の刻だ!満を持して毛鉤を振り込む・・・しかし、全く相手にされない。
毛鉤の色、種類、サイズなど色々と手を尽くすが全くダメだ。
毛鉤が視認できないくらいに暗くなってしまった。目と鼻の先で派手にライズする大物(尺上は間違いない)が焦燥に拍車をかける。毛鉤に対する迷いを断ち切り、開き直って残り時間は一番大きな白い毛鉤(一番最初に使っていた)一本でいくことにする。
打ち込みを繰り返こと暫し、漸く小型の魚が毛鉤を咥えてくれた。
またウグイか・・・?と思ったが魚対と比較して異常にヒキが強い。もしや?と思いラインを手繰り寄せると・・・やはり、鰓の後ろに追星があるではないか! 大きなテンカラ毛鉤に鮎が喰いつくなどとは夢にも思っていなかった。折角のアユなので息子の土産としてキープし、打ち込みを続けた。ヤマメは未だ釣れていないので、このままではボウズをくらってしまう。
ライズは散発になり終宴を迎えつつあるようだ。時間が無い!
「ヤマメちゃん、頼むから出てくれ!」と心中で祈りながら打ち込みを繰り返す。
そして、毛鉤を打ち込んだ辺りでライズが! 終に待望のヤマメが釣れた!
小ぶりだが、やっと本命を掛けることができた。
これで「憂愁のボ」を飾ることなく、今シーズンを終了することができた。
心底ホッとした気持ちで納竿した。
山女魚、鮎ともに18cm(土産が1尾では淋しいのでキープしてしまった)
今日は今シーズン最終日だ。
4時56分の始発電車に乗り7時より竿を振り始める。
釣り始めて間も無く、3度だけヤマメが毛鉤に反応したが鉤を咥えていない。
釣れてくるのは、これまではヤマメに先を越されて毛鉤を咥えられなかったウグイとアブラッパヤのみ。ヤマメの反応の渋さに不安が募る。
そのうちに陽が照りはじめ、反応が全く無くなってしまった。
毛鉤を色々と替えてみても逆引きや一点留でも全く歯が立たない。
あれほど沢山居た12~16cmのチビヤマメたちは一体どこへ姿を隠してしまったのだろう?コロガシ師が「今年はヤマメが多いなぁ~」と言っていたので、チビ達まで根こそぎ持って行ってしまったのだろうか・・・?
来シーズンには大きく成長し、我々釣師を楽しませてくれるものと期待していたのだが・・・。
日差しが強くなってきた。時間はまだ11時だが、まったくのお手上げ状態である。
上流にある橋下で休憩することにして川から上がった。
最終日にボウズを喰らうわけにはいかない。「憂愁のボ」では洒落にならない。
仕方なく「遠野物語」をリュックから引っ張り出し、夕方のライズを待つことにした。
こんなとき車があれば一眠りできるのだが・・・。「車が欲しい~!否、その前に免許が欲しい~」。
何とか時間を潰して4時になった。沿道からポイントを眺めるが、未だライズは無い。
更に待つこと1時間、漸くポツリポツリとライズが始まった。
愈々勝負の刻だ!満を持して毛鉤を振り込む・・・しかし、全く相手にされない。
毛鉤の色、種類、サイズなど色々と手を尽くすが全くダメだ。
毛鉤が視認できないくらいに暗くなってしまった。目と鼻の先で派手にライズする大物(尺上は間違いない)が焦燥に拍車をかける。毛鉤に対する迷いを断ち切り、開き直って残り時間は一番大きな白い毛鉤(一番最初に使っていた)一本でいくことにする。
打ち込みを繰り返こと暫し、漸く小型の魚が毛鉤を咥えてくれた。
またウグイか・・・?と思ったが魚対と比較して異常にヒキが強い。もしや?と思いラインを手繰り寄せると・・・やはり、鰓の後ろに追星があるではないか! 大きなテンカラ毛鉤に鮎が喰いつくなどとは夢にも思っていなかった。折角のアユなので息子の土産としてキープし、打ち込みを続けた。ヤマメは未だ釣れていないので、このままではボウズをくらってしまう。
ライズは散発になり終宴を迎えつつあるようだ。時間が無い!
「ヤマメちゃん、頼むから出てくれ!」と心中で祈りながら打ち込みを繰り返す。
そして、毛鉤を打ち込んだ辺りでライズが! 終に待望のヤマメが釣れた!
小ぶりだが、やっと本命を掛けることができた。
これで「憂愁のボ」を飾ることなく、今シーズンを終了することができた。
心底ホッとした気持ちで納竿した。
山女魚、鮎ともに18cm(土産が1尾では淋しいのでキープしてしまった)
Posted by tobitani at 11:39│Comments(2)
│■ テンカラ釣行記2006
この記事へのコメント
こんばんは
追星きれいですね、まな板の上?の鮎
来期は鮎掛けたいです(笑)
妙なもん釣り師の名に懸けて・・・
追星きれいですね、まな板の上?の鮎
来期は鮎掛けたいです(笑)
妙なもん釣り師の名に懸けて・・・
Posted by van P at 2006年10月03日 22:56
van Pさん
コメントありがとうございます!
私も蜻蛉は釣りましたが、ネズミや貝まで釣上げるとは
驚きです!また、メインターゲットの釣果も凄まじいですね!
本当にあやかりたいものです。
今シーズンもとうとう終了してしまいましたが、3連休を
どうして過ごそうか思案中です。 そろそろ重い腰を上げて
自動車免許の再取得を行動に移そうかなと思っている
ところです。
コメントありがとうございます!
私も蜻蛉は釣りましたが、ネズミや貝まで釣上げるとは
驚きです!また、メインターゲットの釣果も凄まじいですね!
本当にあやかりたいものです。
今シーズンもとうとう終了してしまいましたが、3連休を
どうして過ごそうか思案中です。 そろそろ重い腰を上げて
自動車免許の再取得を行動に移そうかなと思っている
ところです。
Posted by tobitani at 2006年10月05日 10:49
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